濾過層の掃除
お久しぶりです。
最近気温が高い日が多くなってきましたね。アクアリウム環境によっては、水温が上がり過ぎないように対策が必要になってくる時期です。
水温が高すぎると、魚の体力消耗が早くなるなど体調管理に影響するので注意が必要です。
さて、今日は週次の水換えとともに濾過層の掃除をしました。
メイン水槽の濾過層は1200水槽なのですが、底面にゴミが溜まったり苔がついたりするので全体的に掃除をしました。
掃除といっても、ろ材を全て出して掃除する(リセットに近い形)訳ではなく、底面や壁面をスポンジで擦って、大きな目立つゴミを取り出していく感じです。
通常、水換えをするときはポンプを止めるのですが、濾過層を掃除するときには給水パイプにホースを刺して、排水パイプに直接繋ぎます。
その状態でポンプを稼働させると、濾過層だけで水が回る形になります。
濾過層だけで水を回しながらろ材を濾過層内で濯ぐと普段は気づかないゴミが巻き上がります。もちろん、濾過層の中は強烈に濁ります。
この濁りが重要で、水を回し続けながらろ材を濯ぐことで、濁って⇨澄んで、濁って⇨澄んでを繰り返し、次第に濾過層内の細かいゴミがウールボックスで濾し取られていきます。
水槽のサイズによってウールの交換サイクルは違うと思いますが、この濾過層を掃除するときには新しいウールマットに交換してから掃除します。
大体1回の掃除で、通常の交換タイミングと同じかそれ以上にウールが汚れるほど濾過層内は汚れが溜まっているようです。それだけ綺麗になっているということですね。
さて、そんな感じで今日は1800水槽の水換え&濾過層の掃除、1200水槽の水換えとかなり重労働で、通常水換えだけであれば2時間ほどで終わるところが本日は4時間ほどかかりました。さすがに肉体的に疲れました。
最後に、我が家の水槽の濾過層周りをちょっとだけご紹介します。
これは見ての通り、ウールボックスです。
フロー管から落ちてきた水が、最終的にここを通って濾過層へ入ります。1800水槽で使用している循環ポンプはレイシーのRMD-1001なので、非常に流量が多いです。
そのため、ウールに直接水が当たると勢いでウールを通らずに濾過層へ落ちるため落ちるため、水の勢いを止める役割として人工芝生を敷いてます。(写真の緑色の物体)
また、ウールが目詰まりしてくると水が濾過層へ落ちずに溜まってくるので、ウールボックスの排水穴が詰まり、溢れの原因になります。それを防ぐ役割として一番下にはバイオボールを薄く敷いて排水穴とウールの間に空間を作るように工夫しております。
濾過層自体は一般的な3層式です。第1層目はウールボックス直下でヒーターを2本、第2層目はろ材、第3層目は殺菌灯ポンプとヒーター1本、という感じで成り立っています。
こだわる人はもっとこだわるんだと思いますが、私はシンプルイズザベスト(単に面倒くさがりとも言う)なので、ドライ濾過とかそう言う物はやってません。
ろ材を載せているスノコも100均で買ってきたカゴを逆さまにして入れてあるだけです。
唯一やっているのはエアレーションですね。
安永の60L/minのブロアーから2本チューブを繋いで、エアストーン2つに繋ぎ濾過層内でエアレーションしています。
濾過層のエアレーションについては賛否がありますが、私の場合エアレーションによってバクテリアの活性を図ると言うよりは、細かいゴミを巻き上げて濾過層内に溜まらなくすると言う目的の方が大きいです。あとは、ブクブクしているとなんとなくかっこいいと言う発想だけでやっています←
と言うことで、本日は濾過層の掃除について紹介させていただきました。
あまり特殊なことはしていないと言うか、知らないこともあると思うので、『こうした方がいいよ!』とか『これがオススメ!』などの管理方法がございましたら、ぜひご共有いただけると嬉しいです。
では、急な気温変化に体調を崩されませんようお気をつけください。
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